2012年 03月 11日
ワイナリーレストラン「ゼルコバ」
JRの企画、ワイン王国 ヴァン ド ヤマナシ の日帰りツアーで、山梨県勝沼に行ってきました。
これは、JRの往復の乗車券と特急券、ワイナリーまでの往復のタクシー券、そしてワイナリー見学とレストランでのお食事のセットで、1万円ちょっというお得なプランでした。
今回私とAちゃんが選んだのは、ルミエールというワイナリー。
そして、レストランはこのルミエールが経営している、ゼルコバ さんへ。
大満足の一日でした。
塩山駅に着くと既にタクシーのおじ様がお出迎えです。
ルミエールまでは車で10分程なのですが、その間、タクシーのおじ様の心地よい甲州弁で色々説明してくれました。このおじ様、地元のJAを定年で終えた後、タクシーでパートをしているとのことで、流石にJA出身だけあって、ワイナリーについても詳しい詳しい。
ルミエールに到着。
まずはワイナリーの見学です。残念ながらあいにくの雨の中、まずはぶどう畑へ。。。。
えええ! 葉っぱが無い! 枝しかない! ってよく考えれば当たり前ですよね。
葡萄の収穫は秋ですよね。。。。今は閑散期。 今度来る時は秋の収穫時ですね。
ところでこの葡萄畑、棚型じゃないのです。こういう形の葡萄畑はヨーロッパと同じですね。このワイナリーでは、ワイン向けの葡萄はこういう木で作り、棚型の葡萄は生食用だそうです。
棚型の葡萄畑も見せていただき、畑での説明は20分程していただいた後、今度は工場内へ。
これは発泡ワインを寝かせているところ。逆さにして澱(おり)を貯めている所です。
白い部分が澱。これを後日、抜いてしまうそうです。
お次は地下へ。ここにはなんと1901年に作られた花崗岩でできた石蔵があるんです。
この下が石蔵。ここでは今でも、年に1度ワインを作っているそうです。詳しくはこちら
次はワインセラーです。
昭和36年製のセメントタンクだったところを、通路側の壁面を取り除きセラーとして利用しているそうです。昔は樽じゃなくてセメントのタンクだったんですね。。。。
かれこれ約一時間のツアーでしたが、説明してくださる方も丁寧で、なかなか勉強になりました。
ワインはその年の葡萄の出来に大きく左右されるわけですが、どの年のワインが良いのかお聞きしたところ、最近だと2009年が世界的にも良い年だったそうです。
でも、2010,2011年は気候不順であまり良くないそうです。
さてさて、お待ちかねのランチタイム!
ワイナリーに隣接しているレストラン、ゼルコバさんへ。
セッティングが美しい。。。
お庭にもテーブルあるので、初夏は風に吹かれながらのワインを楽しめそう。
まず目を釘付けにしたのが、このお皿。と〜っても素敵!
ワインシャトーの柄で、色もとても品のあるブルーです。
ちょっとお行儀が悪いのですが、裏返して見ちゃいました。リモージュ焼きのようです。
お店の方によると、ボルドーにあるワイナリーのご主人と懇意にしていて、そこから分けていただいた食器だとのこと。
今、この記事を書くにあたって調べてみました。ワイナリーは「CH.PICHON LONGUEVILLE COMTESSE DE LALANDE」のようです。エノテカでの説明はこちら
さてお食事スタートです。今回頂くコースは全て地場産のお肉お魚野菜を使ったものだそうです。ワインにはその土地で作られて食材と共に。。。。ですね。
まずはルミエールご自慢の発泡ワイン、ペティヤン。
アミューズは。。。ヤマメと豚肉を使ったカナッペ。
この木の器も葡萄の木で作られたものだそう。
パンも焼きたてで美味。
最初の白ワインは、「南野呂」。とても軽くてゴクゴクいっちゃいそうです。
スープはちょっとキャラメル風味がしました。美味〜。
新玉ねぎと自家製ベーコン。玉ねぎの甘味とベーコンの塩気が絶妙です。
2本目の白は、「光2008」
先ほどの「南野呂」と比べると。。。 左が南野呂、右が光。
見た目もこんなに違うのですね。光の方が熟成していて味わいも深いです。
ちなみに私は南野呂派。Aちゃんは、「絶対光よ!」だそうです。。。
お魚料理は、地元のイワナを使った物でした。 ディルが効いていて、イワナとキャベツにぴったり。
赤の1本目は「石蔵和飲2009」先ほど見学した、あの石蔵で作られた2009年もの。これ、ベリーの香りがしてとっても美味しい!絶対買って帰らなくちゃ。
お肉料理は甲州牛です。と〜っても柔らかくて美味しかった。。。付け合せのお野菜も味が濃くて美味。
2本目の赤ワインは「イストワール2009」。これも美味しいけれど、やっぱり先ほどの「石蔵和飲」がいいかな。
ワインはグラスが空くと、つぎ足してくださるのでグラスで6,7杯位飲んでしまいました。。。。もう顔が真っ赤で恥ずかしい。
デザートもまた美しいです。 いちごのスフレとバニラアイスクリーム。
大満足のランチでした。 とても地元でも人気があるレストランだそうで、土日は並んでいるらしいです。今度はワインの収穫後の秋に訪れたいですね。
レストランには勿論ショップもあります。
ここでは3本を選びました。
ランチでいただいた、南野呂(白)、石蔵和飲2009年物(赤)、同じ石倉和飲の2003年物(赤)です。
お食事の後は、タクシーで「ぶどうの丘」へ。
ここには甲州市推奨の約180銘柄・約2万本のワインがあるそうです。
専用の試飲容器タートヴァン1100円を購入すれば、どれも試飲できるんだそうです。
私もAちゃんももうこれ以上飲めないし時間もなかったので見学だけ。。。
ラベルが可愛かった(微妙?)ので、写真だけ。
ぶどうの丘 で買ったのはこちら。
最初に乗ったタクシーのおじ様から、「ハラモ」「グレース」という名前を聞き込んでいたので、迷わずゲット。
原茂ワインはこちら
中央葡萄酒 グレースワイン はこちら。
錦城ワインはこちら
今回のワイナリーとランチの旅、とってもお得でした!
タクシーの方のお話によるいと、スモモ狩りや桃狩りのバージョンもあるみたいなので、今後もJRツアーは要チェックですね。
これは、JRの往復の乗車券と特急券、ワイナリーまでの往復のタクシー券、そしてワイナリー見学とレストランでのお食事のセットで、1万円ちょっというお得なプランでした。
今回私とAちゃんが選んだのは、ルミエールというワイナリー。
そして、レストランはこのルミエールが経営している、ゼルコバ さんへ。
大満足の一日でした。
塩山駅に着くと既にタクシーのおじ様がお出迎えです。
ルミエールまでは車で10分程なのですが、その間、タクシーのおじ様の心地よい甲州弁で色々説明してくれました。このおじ様、地元のJAを定年で終えた後、タクシーでパートをしているとのことで、流石にJA出身だけあって、ワイナリーについても詳しい詳しい。
ルミエールに到着。
まずはワイナリーの見学です。残念ながらあいにくの雨の中、まずはぶどう畑へ。。。。
葡萄の収穫は秋ですよね。。。。今は閑散期。 今度来る時は秋の収穫時ですね。
ところでこの葡萄畑、棚型じゃないのです。こういう形の葡萄畑はヨーロッパと同じですね。このワイナリーでは、ワイン向けの葡萄はこういう木で作り、棚型の葡萄は生食用だそうです。
棚型の葡萄畑も見せていただき、畑での説明は20分程していただいた後、今度は工場内へ。
お次は地下へ。ここにはなんと1901年に作られた花崗岩でできた石蔵があるんです。
次はワインセラーです。
昭和36年製のセメントタンクだったところを、通路側の壁面を取り除きセラーとして利用しているそうです。昔は樽じゃなくてセメントのタンクだったんですね。。。。
かれこれ約一時間のツアーでしたが、説明してくださる方も丁寧で、なかなか勉強になりました。
ワインはその年の葡萄の出来に大きく左右されるわけですが、どの年のワインが良いのかお聞きしたところ、最近だと2009年が世界的にも良い年だったそうです。
でも、2010,2011年は気候不順であまり良くないそうです。
さてさて、お待ちかねのランチタイム!
ワイナリーに隣接しているレストラン、ゼルコバさんへ。
セッティングが美しい。。。
お庭にもテーブルあるので、初夏は風に吹かれながらのワインを楽しめそう。
まず目を釘付けにしたのが、このお皿。と〜っても素敵!
ちょっとお行儀が悪いのですが、裏返して見ちゃいました。リモージュ焼きのようです。
お店の方によると、ボルドーにあるワイナリーのご主人と懇意にしていて、そこから分けていただいた食器だとのこと。
今、この記事を書くにあたって調べてみました。ワイナリーは「CH.PICHON LONGUEVILLE COMTESSE DE LALANDE」のようです。エノテカでの説明はこちら
さてお食事スタートです。今回頂くコースは全て地場産のお肉お魚野菜を使ったものだそうです。ワインにはその土地で作られて食材と共に。。。。ですね。
まずはルミエールご自慢の発泡ワイン、ペティヤン。
アミューズは。。。ヤマメと豚肉を使ったカナッペ。
この木の器も葡萄の木で作られたものだそう。
パンも焼きたてで美味。
最初の白ワインは、「南野呂」。とても軽くてゴクゴクいっちゃいそうです。
スープはちょっとキャラメル風味がしました。美味〜。
新玉ねぎと自家製ベーコン。玉ねぎの甘味とベーコンの塩気が絶妙です。
2本目の白は、「光2008」
先ほどの「南野呂」と比べると。。。
見た目もこんなに違うのですね。光の方が熟成していて味わいも深いです。
ちなみに私は南野呂派。Aちゃんは、「絶対光よ!」だそうです。。。
お魚料理は、地元のイワナを使った物でした。
赤の1本目は「石蔵和飲2009」先ほど見学した、あの石蔵で作られた2009年もの。これ、ベリーの香りがしてとっても美味しい!絶対買って帰らなくちゃ。
お肉料理は甲州牛です。と〜っても柔らかくて美味しかった。。。付け合せのお野菜も味が濃くて美味。
2本目の赤ワインは「イストワール2009」。これも美味しいけれど、やっぱり先ほどの「石蔵和飲」がいいかな。
ワインはグラスが空くと、つぎ足してくださるのでグラスで6,7杯位飲んでしまいました。。。。もう顔が真っ赤で恥ずかしい。
デザートもまた美しいです。 いちごのスフレとバニラアイスクリーム。
大満足のランチでした。 とても地元でも人気があるレストランだそうで、土日は並んでいるらしいです。今度はワインの収穫後の秋に訪れたいですね。
レストランには勿論ショップもあります。
ここでは3本を選びました。
ランチでいただいた、南野呂(白)、石蔵和飲2009年物(赤)、同じ石倉和飲の2003年物(赤)です。
お食事の後は、タクシーで「ぶどうの丘」へ。
ここには甲州市推奨の約180銘柄・約2万本のワインがあるそうです。
私もAちゃんももうこれ以上飲めないし時間もなかったので見学だけ。。。
ラベルが可愛かった(微妙?)ので、写真だけ。
ぶどうの丘 で買ったのはこちら。
最初に乗ったタクシーのおじ様から、「ハラモ」「グレース」という名前を聞き込んでいたので、迷わずゲット。
原茂ワインはこちら
中央葡萄酒 グレースワイン はこちら。
錦城ワインはこちら
今回のワイナリーとランチの旅、とってもお得でした!
タクシーの方のお話によるいと、スモモ狩りや桃狩りのバージョンもあるみたいなので、今後もJRツアーは要チェックですね。
by tacoro
| 2012-03-11 17:46
| 思い出の食卓