2012年 04月 25日
⑨マリオネット劇場
2007.04.30
カルロヴィ・ヴァリからホテルに戻ったのが17:30。ブルーノに「また明日も一緒に行こうね」、といって一時のお別れです。明日もまた同じプラハ旅さんでチェスキークルムロフに行く事になっているのです。
さて、早く戻ってこれたので今夜はチェコ文化の1つ、マリオネット劇を見に行くことにしました。プラハの街を歩いていると、マリオネット人形のお店があちらこちらで見かけることができます。チェコのマリオネットの歴史は18世紀までさかのぼります。当時、ハプスブルク家によってドイツ語を強要されており、都市部ではチェコ語は禁止だったそうです。ただ、民謡や人形劇だけはチェコ語を使うことができたたため、巡業劇団が地方を回って、民族意識を高めるために政治的な物語を上演したそうです。
プラハにはいくつかマリオネット劇場がありますが、今回は「国立マリオネット劇場」の「ドン・ジョバンニ」を見たいと思っていました。ホテルのフロントですぐに予約ができチケットも買えるというので、20時からの上演をお願いしました。一人590コルナ。
パンフレットがフロントに置いてあって、すぐ予約可能。
さて、劇場に行く前に夕食を食べようと思いましたが、あまりお腹も空いていません。カフェで軽く、なんて思って探していると、オーガニックのファーストフード店が目に留まりました。 今夜の夕食は質素に。二人でこんだけ。
ファーストフードのお店だけど、シャンデリアでした。プラハでは、シャンデリアを使っているお店が多いみたい。やっぱりクリスタルの本場だからだろうか?でもこれ、灯りがついてないんですけど。。。
さて、国立マリオネット劇場に到着。「国立」というからには大きな劇場だと思っていたのですが、気をつけて行かないと見逃してしまいそうな、こじんまりとした劇場でした。
外の壁にはこんな可愛いオブジェが。
可愛らしい入り口でした。
入り口を入ると直ぐに下に降りる階段があり、降りていきます。
そこでマリオネットがお出迎え。。。。
チケットがこれ。
ロビーもそれほど広くありませんが、とても雰囲気がありました。
そして中も、こじんまりしていました。
二階席もあるようでした。二階の手すりの彫刻も何か物語りになっているみたい。
売店で売っていたミニ人形劇セット。買えばよかったなぁ。。。
数カ国語のパンフレットが並んでいたので日本語を探したら、あらら、無いのね。。。で、中国語と韓国語はありました。
結構ビックリです。たいがい日本語のパンフレットはヨーロッパでよく見かけますが、最近中国語や韓国語も目立つようになってきました。でもここは日本語が無いのです。後で聞いたのですが、韓国ではプラハは人気の街だそうで、特に若い人が多いそうです。直行便が出ているのも要因ですが、韓国ドラマで「プラハの恋人」がヒットして、その影響で若い人に人気があるのだそうです。日本人は中高年が団体ツアーで来る人が多い、とも聞きました。
さて、20:00開演です。席は自由席ですので早く行って前の方に座るのがベスト。私達は前から3列目の真ん中に座れました。15分の休憩を入れて、約2時間。
最初にモーツアルトが一人ででてきます。彼が一応進行役のようです。なかなかオトボケのモーツアルトで、笑いを誘います。
「ドン・ジョバンニ」にはモーツアルトの代表的なオペラ。色男のお話です。どういう話かを事前に勉強していくと面白いのでしょうが、私は疲れもあり、中盤ウトウト。。。と、そこに水しぶきが飛んできました!モーツアルト君がグラスの水を観客に向けて飛ばしていました!これでウトウトしていた人達は目を覚ます、というのがいつものパターンだそうです。(後日、そんな話をききました)
途中の幕間で帰ってしまう人もいるのですが、ぜひ最後まで見て欲しいです。 終盤にさしかかると、舞台は盛り上がってきます。怪物が出てくる所は中々の迫力。火も飛びます。
そして幕が下りて、舞台挨拶。といっても舞台が小さいので、頭だけですが。 熟練マリオネット師の舞台に拍手!
劇場を10時頃でて、ホテルに戻ります。
旧市街広場はまだまだ賑やか。大道芸人にひとが群がっています。
ふと、下を見ると石畳が灯りに照らされてとっても綺麗でした。 やっぱりプラハはとても美しい街です。
明日はチェスキー・クルムロフです。
カルロヴィ・ヴァリからホテルに戻ったのが17:30。ブルーノに「また明日も一緒に行こうね」、といって一時のお別れです。明日もまた同じプラハ旅さんでチェスキークルムロフに行く事になっているのです。
さて、早く戻ってこれたので今夜はチェコ文化の1つ、マリオネット劇を見に行くことにしました。プラハの街を歩いていると、マリオネット人形のお店があちらこちらで見かけることができます。チェコのマリオネットの歴史は18世紀までさかのぼります。当時、ハプスブルク家によってドイツ語を強要されており、都市部ではチェコ語は禁止だったそうです。ただ、民謡や人形劇だけはチェコ語を使うことができたたため、巡業劇団が地方を回って、民族意識を高めるために政治的な物語を上演したそうです。
プラハにはいくつかマリオネット劇場がありますが、今回は「国立マリオネット劇場」の「ドン・ジョバンニ」を見たいと思っていました。ホテルのフロントですぐに予約ができチケットも買えるというので、20時からの上演をお願いしました。一人590コルナ。
さて、劇場に行く前に夕食を食べようと思いましたが、あまりお腹も空いていません。カフェで軽く、なんて思って探していると、オーガニックのファーストフード店が目に留まりました。
ファーストフードのお店だけど、シャンデリアでした。プラハでは、シャンデリアを使っているお店が多いみたい。やっぱりクリスタルの本場だからだろうか?でもこれ、灯りがついてないんですけど。。。
さて、国立マリオネット劇場に到着。「国立」というからには大きな劇場だと思っていたのですが、気をつけて行かないと見逃してしまいそうな、こじんまりとした劇場でした。
外の壁にはこんな可愛いオブジェが。
可愛らしい入り口でした。
入り口を入ると直ぐに下に降りる階段があり、降りていきます。
そこでマリオネットがお出迎え。。。。
チケットがこれ。
ロビーもそれほど広くありませんが、とても雰囲気がありました。
そして中も、こじんまりしていました。
二階席もあるようでした。二階の手すりの彫刻も何か物語りになっているみたい。
売店で売っていたミニ人形劇セット。買えばよかったなぁ。。。
数カ国語のパンフレットが並んでいたので日本語を探したら、あらら、無いのね。。。で、中国語と韓国語はありました。
結構ビックリです。たいがい日本語のパンフレットはヨーロッパでよく見かけますが、最近中国語や韓国語も目立つようになってきました。でもここは日本語が無いのです。後で聞いたのですが、韓国ではプラハは人気の街だそうで、特に若い人が多いそうです。直行便が出ているのも要因ですが、韓国ドラマで「プラハの恋人」がヒットして、その影響で若い人に人気があるのだそうです。日本人は中高年が団体ツアーで来る人が多い、とも聞きました。
さて、20:00開演です。席は自由席ですので早く行って前の方に座るのがベスト。私達は前から3列目の真ん中に座れました。15分の休憩を入れて、約2時間。
最初にモーツアルトが一人ででてきます。彼が一応進行役のようです。なかなかオトボケのモーツアルトで、笑いを誘います。
「ドン・ジョバンニ」にはモーツアルトの代表的なオペラ。色男のお話です。どういう話かを事前に勉強していくと面白いのでしょうが、私は疲れもあり、中盤ウトウト。。。と、そこに水しぶきが飛んできました!モーツアルト君がグラスの水を観客に向けて飛ばしていました!これでウトウトしていた人達は目を覚ます、というのがいつものパターンだそうです。(後日、そんな話をききました)
途中の幕間で帰ってしまう人もいるのですが、ぜひ最後まで見て欲しいです。 終盤にさしかかると、舞台は盛り上がってきます。怪物が出てくる所は中々の迫力。火も飛びます。
そして幕が下りて、舞台挨拶。といっても舞台が小さいので、頭だけですが。 熟練マリオネット師の舞台に拍手!
劇場を10時頃でて、ホテルに戻ります。
旧市街広場はまだまだ賑やか。大道芸人にひとが群がっています。
ふと、下を見ると石畳が灯りに照らされてとっても綺麗でした。 やっぱりプラハはとても美しい街です。
明日はチェスキー・クルムロフです。
by tacoro
| 2012-04-25 17:17
| 2007 プラハ